
「モダン・イタリアン」と聞くと、まずCremonaを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、20世紀のイタリアにおける弦楽器製作は、決して一つの都市だけで語ることのできるものではありません。
Bologna、Pistoia、Fidenza、Forte dei Marmi、Forlì、Udine――。
それぞれの土地には製作家が存在し、師から弟子へ受け継がれた技術、地域に根付いた伝統、そして製作者自身の個性が交わりながら、多様な楽器が生み出されてきました。
今回Sirena Fine Violinsでは、主に1980年代から2000年代初頭にイタリア各地で製作されたヴァイオリンを集めました。
製作地も、製作者の経歴も、モデルも、使用された木材もそれぞれ異なります。
そして何より、ヴァイオリンは実際に弾いて初めて分かる楽器です。
写真や製作者名、製作年代だけではなく、複数の楽器を同じ場所で弾き比べ、それぞれのレスポンスや音色、弾き心地の違いを感じていただくこと。
このコレクションが、20世紀イタリアのヴァイオリン製作の多様性に触れる機会になれば幸いです。
Giuseppe Barberi
Pietro Remo Sgavetta
Guido Maraviglia
Maurizio Spignoli
Assunto Carloni
Virgilio Cremonini
Annibale Zuffa
https://www.sirenaweb.com/portfolio/items/violin-annibale-zuffa-solarolo-1986
Bruno Tondo
Ovidio Giarelli
Vittorio Rosti

製作者の知名度や製作年代、価格だけで、ヴァイオリンの魅力を決めることはできません。
同じ時代、同じ国で製作された楽器であっても、実際に弾いてみるとその違いは驚くほど大きなものです。
音色、レスポンス、発音の感触、音の立ち上がり、弓への反応、そして奏者との相性。
Sirena Fine Violinsでは、今回ご紹介した楽器を可能な限り比較試奏していただけます。
「イタリアンだから」ではなく、実際に弾いたときに自分自身が感じるものを大切にしていただきたい。
そのためのコレクションです。
試奏をご希望の方は、事前にご予約ください。